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家庭で役立つ東洋医学

冷え性 について


 「冷え症」は、西洋医学ではほとんど有効な治療法をもたないが、東洋医学では特に得意とする分野でありうまく治療すれば速効的に非常に効果があがる。冷え症は男女共に起こる症状であるが、女性の方が比較的多いようである。

 本来、女性は子宮など冷やしてならないために殿部下腹部の脂肪層が厚くなって生理的にあたため、これを守る役目をしているものであるが、現代はその服装がスカートなど薄着になり、下肢で冷えた血液が殿部や下腹部に環流し脂肪層を冷やし、脂肪層が湯たんぽの役目をしなければならないのが、逆に水枕が上に置かれたような状態になり腹部内臓を冷やしている。冷え症の方は服装には特に注意されたい。又、現代は冷暖房がゆきすぎ、過保護となって体の調整が自分自身で出来なくなっているのも一つの原因となっている。

 漢方薬療法では、貧血傾向のある冷え症の人には当帰弓薬散を、冷えのばせをする人には桂枝伏苓丸を与えて身体の調子を整える。これらの薬は女性の美容にも役立つから一石二鳥といえる。


 鍼灸治療では、内庭と足三里の灸が非常によく奏効する。


 
 
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